こんにちは!ニコ(@niko_iju_blog)です。
私は本が大好きです。
専門書・ビジネス書を中心に、興味のある本を年間100冊ほど読んでいます。
本は読むだけでは自分の知識になりづらく、アウトプットすることで頭に定着します。
この2つを目的に、「読書感想文」という名の私なりの書評を書いていきます。
この記事では、私が「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」を読んで、思ったことや心に響いたことをご紹介します。
- 「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」のかんたんな紹介
- なぜ「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」を読んだのか
- 「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」の心に響いたこと
- 「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」からの学び
- まとめ:ストレスや疲れを感じたらとにかく休む&寝る!
「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」のかんたんな紹介
「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」基本データ
「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア」ってどんな本?
「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア」は、日々ストレスを感じながらも対処の仕方が分からない人たちへ向けた本です。
ストレスが溜まる=身体に悪いということは、多くの人が知っていると思います。
しかし正しいストレス解消の方法を知っている人は、どのくらいいるでしょうか。
私はストレスに関して、このような悩みを持っていました。
ストレス解消のやり方が分からない人も、自己流でやってるけど効果が実感できない人も。
本書を読むことで、こうした悩みに対してひとつの答えを得ることができます。
なぜ「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」を読んだのか
1ヶ月半体調不良が続いた
嫌いな人が出てきたり、誰かに追い回されたりする夢を見る。
そんなイヤな夢を見て、よく眠れない日が続いていました。
それに加えて、日中は毎日下痢。
食べすぎたり刺激の強い食べ物(辛い味付けやニンニクなど)を食べた覚えもありません。

よく眠れない原因も、下痢の原因も全く思い当たらない…。
そんな原因の分からない体調不良が1ヶ月半も続き、精神的に疲れていました。
仕事で焦っていた
同じ時期に、仕事の進みが思ったように行かず焦りを感じていました。

毒親・HSPのお悩みメインのブログと個別相談を運営したい!
2025年1月に、専業主婦から個人事業主として本格的に活動を始めたのです。
しかし活動するにあたり、個人事業主は未経験なので日々手探り状態でした。
自分のやりたい仕事に対して、思ったように進めることができない。
そんなストレスを溜める日々が続いていました。
気晴らしをするも、疲れは抜けなかった
私は在宅で仕事をしているので、1日のほとんどを家の中で過ごしています。
なので外に出て気晴らしをすれば、ストレス解消できると考えました。
さっそくお気に入りのパン屋さんや、近所のショッピングモールに出かけました。
しかしその時は楽しいのですが、家に帰るとそれほどストレスが解消された感じがしません。
それは泊まりの旅行も同様で、楽しかったけど疲れも残りました。

ストレス解消とはちょっと違うんだよな…。
このままではマズイと思い、色々な本を探して本書に辿り着いた
体調不良が1ヵ月半も続くし、よく眠れないし、ストレス解消も効果が薄い。
どうすればこのストレスから抜けられるか考えました。
などのキーワードをもとに、色々な本やブログを読みました。
そして本書と出会うことができ、ストレスの苦しさから抜け出すことができました。
「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」の心に響いたこと
ストレス解消がストレス解消にならない
世の中にあふれる「ストレス解消」と呼ばれる行為には、ストレスを減らすどころか、かえって増やしてしまうものが多いのです。
(中略)
カラオケでストレスを発散する人は多いでしょう。たしかに歌うことで一時的に気分はすっきりするでしょうが、体の疲労を解消しているわけではありません。
それどころか、カラオケで歌うことは身体的な活動ですので、何時間も歌い続けたりしてしまうと、逆に疲労を増やしてしまうのです。
【引用】P.30
第1章ストレスを正しく知ろう 元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著
ストレス解消の方法といえば、私ならこれらを思いつきます。
やっと仕事がひと段落、休日は思いっきり遊ぶぞ!
しかし休日遊んでリフレッシュしたはずなのに、仕事の日は朝からぐったり疲れている…。
お金や手間をかけたのに、あまりストレス解消になってない。

休日思いっきり遊んだのに、思ったより満足しなかった。
しかも疲れは残っているし。
それはストレス解消をするためにも、体力が必要だからです。
なので疲れているときに必要なのは、まずは体力の回復なのです。

せっかくの休日なんだから、何かしないと!
焦る気持ちをグッと我慢してしっかり休みましょう。
しっかり休んで体力を回復させてからの方が、より休日を楽しめますよ。
ストレス解消には休養しかない
「休養」こそが、もっとも効果的なストレスケアです。傷ついた心と体を回復させるためには、じっくり休むことがもっとも大切です。
(中略)
とにかく、ひたすら心と体を休ませる。ストレス対処において休養は、もっとも効果的な方法であるといえます。
【引用】P.132
第4章正しいストレスケアをしよう 元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著
ストレスが溜まっていると自覚するころには、すでにかなり疲れている状態です。
そんな状態では、どんなに好きなことをやったとしても楽しむことができません。
もちろん仕事が思うように進まなかったり、ミスすることが増えたりすることも。

休んでいる暇なんかないよ!
疲れていても、仕事しないと!
私も仕事が思ったように進められないと焦ってしまうタイプなので、その気持ちはよく分かります。
ところで「木こりのジレンマ」という寓話をご存じでしょうか。
森の中で、木こりが刃のこぼれた斧で一所懸命に木を切っていた。
通りかかった旅人が『刃を研ぐともっと早くたくさんの木を切れますよ』と言ったところ、
木こりは『木を切るのに忙しくてそんな暇はないんだよ』と返事をした。
【引用】木こりのジレンマとは
シマウマ用語集
身体も頭も疲れた状態では、いくら頑張っても成果はでません。
遠回りに感じても、一度しっかり心と身体を休ませてから。
体力も気力も充電してからの方が、結果仕事がスムーズに進められます。

焦りに気づいたら、木こりのジレンマを思い出そう。
回復には時間がかかる
(前略)休養することで元気は取り戻せますが、本調子になるには少し時間がかかります。しかも回復は、右肩上がりに一直線で進むことはありません。昨日まで調子がいいと思っていたら、今日からいきなり下り坂。そして数日後にはまた元気になる、といったことが起こるのです。
【引用】P.144
第4章正しいストレスケアをしよう 元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著
1ヵ月半もの間体調不良が続いていた私ですが、ひたすら休んでいたら体調がよくなってきました。

体調がよくなってきた!
これでいつもどおり仕事ができる!
このままのペースで回復へ向かうと思い、仕事を再開。
しかし数日後に具合が悪くなってしまいました。

このまま体調がよくなると思ったのに…。
しっかり休んでもダメなのか?
本書を実践しても、数日だけ体調がよくなるだけ。
一瞬ガッカリしたのですが、あきらめず体力回復につとめました。
そのあとは多少の時間はかかったものの、いつもどおりの体調に戻ることができました!

あきらめないで、休み続けてよかった!
本調子に戻るまでには、小さな上下を繰り返しながら全体では上昇しているイメージです。
このように疲れを甘く見ないで、完全回復までしっかり休みましょう。
「元自衛官メンタル教官が教える 心を守るストレスケア:下園 壮太著」からの学び
本書を実践して、休むことを最優先して数日。
1ヶ月半続いていた体調不良がピタッととまりました。
仕事が思うように進まない焦りから、知らず知らずのうちに無理をしすぎていたのだと思います。
体調不良という身体からのSOSに気づきませんでした。
ストレスを自覚したときには、すでに身体は疲れています。
ストレスを甘く見ないで、しっかり休むべきだと実感しました。
また日ごろからのケアも大切です。
これらを実践することで、身体に疲れを溜めづらくなります。

仕事中にベッドに横になるのはムリよ!
全部を実践するのは難しいという人は、数分間目をつぶるだけでも効果があります。
またストレスが溜まっているときは、イライラして焦ったりゆとりがなくなったりします。
休むことによってゆとりができ、家族にいつもどおりの態度で接することができるようになりました。
自分のためにも家族のためにも、ストレスを溜めづらい習慣を心がけたいです。
まとめ:ストレスや疲れを感じたらとにかく休む&寝る!
本書を読んで、改めて休むことの大切さを実感しました。
- ストレスに対処しない
- 疲れがどんどん溜まっていく
- 自分の力を十分に発揮できずに焦る
- 無理をして、余計にストレスと疲れが溜まる
このような悪循環を断ち切るためにも、自分の身体の声を聞いてストレス解消していきましょう。
また日ごろのケアも大切です。
ストレスも疲れも溜めすぎず、健やかな日々を過ごしていきたいですね。