こんにちは!ニコ(@niko_iju_blog)です。
毒親との関係に悩み、勇気を出して距離を取った。
もう連絡も取っていないし、干渉されることもない。
それなのに、なぜか心はずっと重たいまま。

自由になったはずなのに、どうしてこんなにしんどいんだろう?
そう感じている方は、とても多いです。
実は親から物理的に離れても、心の中には長年の思い込みや感情の癖が残り続けていることも。
それは、自分を守るために身につけた生きる術だったのかもしれません。
でもそのままだと、今の自分を苦しめる足かせになりうるのです。
今回は親から離れても苦しいのはなぜ?をテーマに、「毒親一問一答」からQ3・4・5・6をまとめました。
毒親育ちゆえに苦しい思いをしている人の、心の重荷を少しでも軽くできれば嬉しいです。
- 毒親から離れたのに、なぜか心が苦しいまま
- 親と距離をとったのに、人間関係がうまくいかない
- “うちの親はひどかった”と認めるのが怖い
- 「親の言うことを聞くべき」と思ってしまい、自分を責めてしまう
毒親育ちが直面しやすい“ねじれた感情”4つ
「反応したくないのにしてしまう」自律神経の悲鳴
親の言動にもう振り回されたくない。
そう思っているのに、何か言われるとすぐに反応してしまう。
これは心が弱いからではありません。
過去のトラウマや恐怖が、身体に染みついているだけ。
まずは物理的に距離を取ることで、刺激から自分を守ることが大切です。

毒親と距離を取ることはできたんだけど…。
でもふとした瞬間に、毒親との嫌な思い出がフラッシュバックして。
それがとてもつらいの。
人知れず、苦しい思いをされてきましたね。
私も日に何度も、毒親との嫌な思い出を脳内再生するクセがありました。
そのせいで仕事に集中したり、趣味を心から楽しむことが難しかったのです。
何年も苦しい思いをしてきたのですが、こちらの本を実践したおかげで苦しみから解放されました。
『それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?:大嶋信頼 著』という本です。
自分の心の底からの恐怖と向き合うことで、嫌な思い出の脳内再生を減らすことができます。
反応したくないのにしてしまう苦しみから、自分を解放してあげましょう!
「もう毒親と離れたのに人間関係もうまくいかない」
親と離れれば、すべてうまくいくと思っていた。
でも実際は、他人との関係にビクビクしてしまう自分がいる。
これも、毒親育ちの人にとってはよくあること。
親に否定され続けた経験から、自己肯定感が傷つき、自信を持てないままになっているのです。
まずは生活のリズムや健康を整えて、自分の土台を整えていく。
そして周りにいる家族や友人に感謝し、1日平穏に過ごせたことに感謝する。

私を大切にしてくれる夫や友だちは、当たり前の存在じゃないよね。
自分にゆとりがないと忘れちゃうけど、いつも感謝の気持ちを持ちたいな。
それが、人間関係の回復にもつながります。
「“うちの親はひどかった”と認めたら壊れそう」
「うちの親は毒親だった」
その言葉を口にするのが怖い。
認めたら、自分の人生すべてが否定されてしまう気がする。
でも一度認めてしまえば、案外どうってことなかったりします。
どの家庭にも何かしらあるよねくらいに思ってもいい。
大切なのは、過去よりもこれからの幸せに目を向けることです。
「親を大事にしなきゃ」という呪い
「育ててもらった恩がある」
「親を見捨てるなんて冷たい」
頭ではそう思うけれど、心はとても苦しい。
その苦しさがサインです。
親もただの一人の人間。
間違えたり、自分の都合で動くこともある。
自分が苦しいと思ったときは、親よりも自分を優先していいのです。

親って神様みたいに絶対の存在だと思ってたけど…。
私と同じひとりの人間でしかないんだね。
“心がブレない自分”に近づくためにできること
自分軸で生きるとは、自分の感情・価値観・判断を土台にして行動していくこと。
でも、すぐにできるようになるわけではありません。

難しそう…。私にできるかな?
大丈夫!まずは小さなことでいいから、次のようなことを試してみましょう。
土台を整えることで、心のブレは自然と小さくなっていきます。
同じように悩むあなたへ、伝えたいこと
「反応してしまう自分が嫌だ」
「いつまで苦しむんだろう」
そんなふうに思ってしまうこともあるかもしれません。
でもそれは、足踏みをしているわけじゃない。
一歩ずつちゃんと向き合おうとしているからです。
私もすぐには変われませんでした。
でも少しずつ少しずつ、自分の感情を感じて、言葉にして、誰かと分かち合っていく中で、ようやく心が軽くなっていきました。
あなたの感情は、全部大切です。
少しずつでいいから、自分の幸せに目を向けてみてくださいね。
ここまでお読みになっていただき、ありがとうございました!
「もし、ひとりで抱えるのがつらいと感じたら」
お話しするだけでも心が少し軽くなるかもしれません。